NISAの制度は、平成26年に一般NISA(成長投資枠に相当)が創設され、
平成30年につみたてNISA(つみたて投資枠に相当)が追加で創設されましたが、
令和6年1月からその制度が拡充されました。
国内には約2000兆円の家計金融資産がありますが、その半分以上が現預金で保有されており、
株式や投資信託などへの投資は約244兆円しかなく、投資家の数も約2000万人にとどまって
いるという統計があります。
その影響もあってのことか、日本は諸外国と比較をしても家計金融資産の増加割合が
低い傾向にあります。
人生100年時代における多様なライフスタイルで各人が豊かに暮らしていくためにも、
自助努力による家計金融資産の拡大は必要です。
また、計画的な資産形成にはiDeCo(個人型確定拠出年金)の活用も検討の対象となります。
ライフプランや経済環境、資産状況などに応じて各種制度をうまく使い分け活用をすることが
必要となります。